• 体力総論学⑧

    2020/08/12

    こんにちは!
    横浜みなとみらいでパーソナルトレーニングジム・プライベートジムを運営しているSecretBay’sFITの下山です♪

    今回は一般的体力と専門的体力についてお話ししていきます!
    体力は、一般的体力と専門的体力とに分類されることもあります。
    一般的体力は、スポーツや身体活動の特性を超えて共通する体力のことをいいます。
    専門的体力は、スポーツ種目やポジション、身体活動の種類に固有の体力です。
    専門的体力は要求される体力によって異なり、体力の特異性と表現されることもあります。
    専門的体力を考える際に重要な点は、体力の持異性と運動の外見的な類似性とを混同してはならないという点です。
    動作が類似しているからといって、ほかの種目やポジション特性に従ったことにはつながりません。
    体力の特異性として、筋活動タイプ、筋活動速度、筋力の大きさ、パワー、スピード、筋力発揮時間、動員される筋線維タイプ、疲労度、エネルギー代謝特性などの要因があります。
    一般的体力と専門的体力のどちらを強調するかは、トレーニング実施者の競技レベル、経験、年齢、年間スケジュールの進行に伴う時期、チーム内の位置づけによって異なります。

    続いては体力トレーニングについて、お話ししていきます!

    ①体力特性の把握とトレーニング課題の明確化!
    体力を概念的にとらえ、論理的に体力トレーニングを構成していくことも不可能ではありません。
    だが、専門的な体力要素を見つけ出し、関係性を見出した上で、体力トレーニングに工夫を加えることによって、より効果的なトレーニングを行うことができます。
    そのためには、体力テストを実施し、測定結果からトレーニング実施者の体力特性を総合的に判断することが望ましいです。
    体力特性を把握することができれば、独自の体カトレーニングの構成モデルを組み立てることができます。
    各種測定結果に基づいて作成された、サッカー選手のための体力トレーニングの構成モデルを体力テストの結果をこのモデルと照らし合わせることによって、強化すべき体力要素や強調すべきトレーニング領域が明確になります。
    例えば、有酸素性トレーニングには、高強度、中強度、低強度という3つの領域が示されています。
    最大心拍数の80~100%で行われる激しい運動を持続する能力を改善する必要があるのか、やや強度の低い最大心拍数の65~90%の運動をより長く行う能力が求められるのかによって、有酸素性トレーニングの強化ポイントが異なり、方法論も異なります。
    それは無酸素性トレーニングや専門的筋力トレーニングについてもいえることです。
    このように、体力を正確にとらえ、体力要素を見つけだし、各要素の関連性を明らかにした構成モデルを作成することによって、体力特性に相応した体力トレーニングを行うことが可能になります。

    ②体力トレーニングによる体力変化の把握
    体力モデルに基づいて体力トレーニングを指導する過程では、体力の変化を客観的な測定によって、とらえることが不可欠です。
    トレーニングによる体力要素の変化がわかれば、目標の達成状態を把握することができ、体力トレーニングの計画を再検討したり、新たな体力要素に働きかけたりすることが可能になります。
    トレーニングプログラムの問題点を探り出したり、新たな体力要素のトレーニング課題を設定したりするためには、体力概念や体力モデルの理解や体力要素及びその関係性についての正確な理解とそれらの客観的な把握が前提となります。

    本日もご閲覧ありがとうございました♪
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  • 体力総論学⑦

    2020/08/11

    こんにちは!
    横浜みなとみらいでパーソナルトレーニングジム・プライベートジムを運営しているSecretBay’sFITの下山です♪

    今回は前回続きである⑦体力要素間のバランスについてお話ししていきます!

    ⑦体力要素のバランス
    ある種の体力要素は、スポーツや身体活動のパフォーマンスにおいて相反するかかわり方をすることがあります。
    優れたパフォーマンスは、相反する体力要素がバランスよく働いて初めて、発揮されモビリティとスタビリティ(安定性)の要素間のバランス関係と影響する体力要素とを示します。
    モビリティは、単なる柔軟性や可動範囲の大きさではなく、できるだけ大きな可動範囲でしかも低速に動く能力であると定義されています。
    スタビリティは、運動の慣性や外力に対して身体全体、あるいは一部がぐらつかないように固定させる能力です。
    モビリティだけが顕著になると、不安定となった関節を安定させるために大きな筋力が必要とされます。
    安定性確保のために筋持久力に対する要求が過度になると、疲労により関節を支えられなくなり、パフォーマンスの低下や障害につながる恐れがあります。
    逆に、関節や全身の固定力、安定性が強調され、関節のスティフネス(強靱さ)や1関節の筋力強化だけが顕著になると、柔軟性や可動城は後退し、幅広い可動範囲にわたって素早く力強い運動を行う能力が低下するかもしれません。
    このように優れたパフォーマンスは、異なる体力要素のバランスの上に成り立つという側面があることも忘れてはなりません。

    ⑧認知的側面の重要性と体力要素の表れ方
    ここまでは体力から精神的要素は捨象してきたが、アジリティのところで少し触れたように、スポーツや身体活動において、体力要素は常にほかの体力要素と関連しながら、技術や戦術とともに発揮されます。
    したがって、体力要素を発揮する際には、精神的要素、つまり認知的過程である意思決定の局面が極めて重要となります。
    スピードの能力は、筋力だけでなく、運動スキルを正確に発揮するコーディネーション、筋の疲労状態に関係する筋持久力、サーフェイスなどの外部環境のほか、クイックネスあるいは反応筋力の影響を受けています。
    そして、随意的な活動の場合には、活動を開始するまでの反応時間、つまり意思決定から運動開始に至る局面が、クイックネスあるいは反応筋力に影響していることが、示されています。
    これらのことから、ある体力要素、特にアジリティ、スピード、筋力、パワーを発揮するトレーニングでは、反応や判断や意思決定といった認知的側面、筋活動特性、さらにはコーディネーションや持久力といった総合的要素と、体力要素とにどのような関係があり、どのようなのような表れ方をするのかについて、追求する必要性があります。

    続いては体力の個人特性についてお話ししていきます!

    ①生得的特性と体力
    体力要素には、生得的特性の影響を強く受けるものが少なくありません。
    例えば、スピード、筋力、持入力、柔軟性は、生得的特性を大きく受ける体力要素であり、身長や四肢の長さなどの形態、筋線離タイプ、関節の形状や構造、の付着部位や長さなどの影響を、極めて大きく受けています。
    また遺伝子レベルで、筋が肥大しやすい遺伝子とか、体脂肪が蓄積しやすい遺伝子などをもっているかどうかも、体力に大きな影響を与えます。
    そのほか、誕生から間もない頃の環境や栄養、発育時の運動経験や睡眠時間などによっても、体力に大きな個人差が生じることが知られています。

    ②個人特性を踏まえた体力トレーニング
    体力トレーニングは、個人特性を十分に踏まえて行うことが大切です。
    関節の形状や四肢の長さのバランスが異なれば、エクササイズを指導する際の留意点が異なります。
    トレーニングに対する身体の反応や適応の度合いに関する生得的特性が異なれば、強調する体力要素を変える必要性があります。
    さらに、トレーニング経験や年齢、性差、環境、心理特性などを踏まえて、体力トレーニングの指導を行う必要があります。

    次回は一般的体力と専門的体力についてお話ししていきます!

    本日もご閲覧ありがとうございました♪
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  • 体力総論学⑥

    2020/08/10

    こんにちは!
    横浜みなとみらいでパーソナルトレーニングジム・プライベートジムを運営しているSecretBay’sFITの下山です♪

    今回は体力の⑥課題特性についてお話ししていきます!

    ⑥体力の課題特性
    体力要素はスポーツ種目ごとに異なります。
    この体力要素の優位性という考え方をさらに推し進めると、体力の課題特性という考え方にたどり着きます。
    先に示した、モデルの図中に示された各体力要素の位置関係は、実際のさまざまなスポーツ活動や身体活動の課題特性から導かれたものです。
    筋力、スピード、持久力が発揮される場面の特性によって、次のような体力要素を同定することが可能になります。

    ・静的筋力
    ・静的筋持久力
    ・動的筋力
    ・動的筋持久力
    ・能力・スピード
    ・スピード-筋力
    ・スピード-筋力の持入力
    ・筋力・スピードの持久力
    ・スピード
    ・持久力

    このうち、スピード・能力は、一般にスピード×筋力として示されるパワーとは異なります。
    運動スピードを特に強調した、高速で発揮される相対的に小さな負荷に対する能力を示します。
    高速で発揮される筋力であっても、発揮筋力の大きさが強調される筋力・スピードとは、区別されています。
    力とスピードの積という単なる物理量の大きさを問題にするのではなく、運動スピードが最優先課題になってきます。
    状況において、発揮筋力の大きさを問題とするためには、このような課題に応じた体力要素の把握の仕方が必要になります。
    筋力の課題の特異的なとらえ方については、最適条件で示される最も大きな随意筋力を意味します。
    最大筋力、電気的刺激によって得られる不随意的な最大筋力である絶対協力、体重に対する筋力の相対値を示す相対筋力、着地などによる筋の一の伸長から素早く短縮に切り替えて発揮する筋力の大きさの反応筋力、できるだけ短い時間で発揮される大きな筋力を意味する爆発的筋力などが区別されています。
    これらの特異的な筋力は、すべて指標をもちます。
    例えば、爆発的筋力の指標として、単位時間当たりの筋力の増加量、すなわち筋力の増加率であるRate of Force Development (RFD)が用いられ、反応筋力の指標としてはリバウンドジャンプにおける接地時間と跳躍高との比などが用いられています。
    柔軟性とスキルにおける課題特性を踏まえた体力要素については、すでにピラミッドモデルの項で説明した通りです。

    ⑥複合的な体力要素の規定・非規定関係
    筋力、スピード、持久性、柔軟性という基本的な体力要素のほかにも、それらの複合的な関係の仕方や、ほかの運動における課題特性を反映して、さまざまな体力要素を同定することができます。
    アジリティ、コーディネーション、モビリティ(可動性)といった体力要素が示されています。
    アジリティは敏捷性と基本的に同義です。
    反応能力、スタート能力、加速能力、減速能力、停止能力、姿勢変換能力、バランスなどの複合的な能力であり、意思決定や予測、判断といった精神的(心理的)要素、反応筋力や形態的特などの要因の影響を複雑に受けます。
    アジリティは、スピード、パワー、コーディネーション、柔軟性の影響を受け、モビリティに影響を与えることが、矢印で表現されています。
    モビリティは、柔軟性の影響を受けることが示されています。
    体力要素間の関係や各々の規定・非規定の関係は、トレーニング実験などの結果から、論理的に導くことができます。
    トレーニング指導者は、ある体力要素の向上のために、どの要素のトレーニングが必要か、あるいはある体力要素のトレーニングはほかの要素にどのような影響を与えるかを、要素間の関係性を検討することによって探る必要があります。

    次回は⑦体力要素間のバランスについてお話ししていきます!

    本日もご閲覧ありがとうございました♪
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